外反母趾の手術は日帰りでも可能である
外反母趾の手術は、足の第一指の骨を切るか切らないかによって大別できます。
骨を切らない手術には、
筋肉や靭帯だけを切って弛める手術、
曲がった関節の弛んだ所を縫い縮めて矯正する手術、
母趾内転筋の付着部を切って、
引っ張っている力を弛める手術などがあります。
足の第一指の手術をするので、その後はリハビリの必要があります。
退院後、すぐに歩けるようになる訳ではありません。
人によってはリハビリが長期間になる場合もあります。
両足の手術をした場合は、回復するまで介助が必要になります。
痛みと同様に気になるのが、手術後の傷痕です。
傷痕が長期間残る事は覚悟しておくべきでしょう。
外反母趾の手術を受けても、再発する可能性があります。
手術で曲がった足の第一指を真っ直ぐにしても、
また曲がる事があるのです。