外反母趾 痛いときにすぐできる緩和法と予防法
外反母趾が痛いときに緩和する方法と予防法を紹介します。
外反母趾 痛いときにすぐできる緩和法
①アイシング
痛みが出た時には、アイシングを行う事で痛みの緩和ができます。アイスパックや氷水などを用意して、痛む箇所に10~15分ほど当てると良いでしょう。ただし、氷を直接肌にあてると凍傷を引き起こす恐れがあるため、必ずタオルや布などで包んでから当てるようにしましょう。
②湿布
痛みが出た時には、湿布を貼る事で痛みの緩和ができます。市販の湿布を貼るだけでも効果がありますが、より効果的なのは、医療機関で処方される薬剤入りの湿布です。薬剤入りの湿布は、痛みを和らげる成分が含まれており、効果が高いとされています。
③痛み止め
痛みが強い場合には、痛み止めを服用することで痛みの緩和ができます。市販の痛み止め薬もありますが、外反母趾の痛みには、炎症を抑える作用がある非ステロイド系抗炎症薬が効果的です。ただし、医師の指示なしに服用する事は避けましょう。
外反母趾 痛いときの予防法
①靴の選び方に注意する
外反母趾の発症を予防するには、靴の選び方に注意することが重要です。靴は、幅が広く、かかとが低いものを選ぶようにしましょう。また、ハイヒールを履く場合には、時間を短くするなど、足に負担をかける時間を減らすようにしましょう。
②足のストレッチ
外反母趾の症状を予防するには、足のストレッチを行う事がおすすめです。毎日の生活の中で、足首や指の関節を軽く動かすようにしましょう。また、踏み台昇降運動や、足の甲を床にのせたまま足首を曲げ伸ばしするエクササイズなども効果的。
③矯正器具の利用
外反母趾の症状を軽減するために、矯正器具を利用できます。専用の矯正器具をつける事で、足の親指を正しい位置に維持できます。また、日常生活の中でも、足の親指を正しい位置に保つために、テーピングやスポーツテープなども利用できます。
以上、外反母趾の痛みを緩和する方法と予防法を紹介しました。
ですが、痛みが酷くなる前に早めに専門の医療機関を受診し、適切な治療を受ける事が大切です。
自己判断で痛みを放置すると、症状が悪化し、治療に時間がかかる可能性もあります。
早期発見・早期治療が大切なので、症状がある場合、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。